双子死産のベトナム人元技能実習生に最高裁が逆転無罪判決(2023年3月24日)
双子死産のベトナム人元技能実習生に最高裁が逆転無罪判決(2023年3月24日)
死産した双子の遺体を段ボール箱に入れて遺棄したとして、死体遺棄の罪に問われ、一審二審ともに有罪判決を受けたベトナム国籍の元技能実習生に、最高裁は逆転無罪判決を言い渡しました。

旗出しの様子「最高裁としては正しい判断をしてくれた。非常に感謝している」

ベトナム国籍の元技能実習生レー・ティ・トゥイ・リン被告は、2020年実習先の自室で双子を死産し、その遺体を遺棄したとして死体遺棄の罪に問われ、二審の福岡高裁で、懲役3カ月、執行猶予2年の有罪判決を受けていました。最高裁は判決で遺棄に当たるか判断するには「その態様自体が習俗上の埋葬等と相いれない処置と言えるかを検討する必要がある」としました。その上で、リンさんが遺体をタオルで包んで段ボール箱に入れたことについて、死体の隠匿に当たるとしつつ、「こん包および設置の方法などに照らすと、習俗上の埋葬等と相いれない処置とは認められず遺棄には当たらない」として、逆転無罪判決を言い渡しました。

#逆転無罪 #最高裁判所 #技能実習生

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